千葉県知事選が終わり、新しい千葉の顔は、熊谷俊人氏に変わります。
コロナ対策もですが、
次期の「千葉県障害者計画」、差別のない県づくりに期待します。
(ただ、委員は前回と代わり映えのないメンバーですから、それぞれの障がい分野の安泰のため、新しい風は吹かないかなと。第八次に期待したいところです)
今更ながらですが、私の妻は外国人です。
当時は、今と比べ物にならないほどの人種差別がありました。
結婚するにあたっては、多くの上司・同僚から反対されましたし、実際、職場で祝福される事はありませんでした。
途上国の女性と結婚するなら、この先の出世はないとまで言われた時は、正直、絶望を感じました
帰国後、職場に土産を持参すると、
「汚い国の食べ物を配るんじゃない」
と、上司から叱責されました。
遠い国での結婚式に出てくれた両親には、感謝しかありません。
当時の行政の体質、福祉現場の管理者の差別意識は、目を覆うものがありました。
(健常者)と同じではないことに対して、福祉関係者でありながら差別感満載なのが滲み出ていました。
この四半世紀で、行政の働きかけによる意識改革は、大きな進歩だと感じています。
人種差別、ヘイトスピーチを身をもって体験した私ですが、障がい者への差別(虐待)も目の当たりにしてきました。
それについては、またの機会に触れたいと思います。
新知事には、更なる、障がいや人種などの様々な差別がない県づくりの指揮を期待しています。