俳優として燃えつきた | 旅と女と人生と
2021-05-19 05:24:21

俳優として燃えつきた

テーマ:女優、俳優

 

古畑任三郎

 

 

 

 

 

                 亡くなった田村正和は、77才だったという、、昨日彼の

               訃報を聞いた時のオレの感想は、< 意外に若かった

               んだな、>だった、、いやオレって彼はもう90歳近く

               まで生きたと思っていたんよ、、だってオレがガキの

               頃、60年代後半に大映の<女牢シリーズ>に白皙の

               青年役で出演した彼が、やがて伝説のTVドラマの名作

               <冬の雲>で大原麗子の恋人役を演じて、あの作品

               から、彼はドッと、女性ファンを獲得したとオレは思って

               いる、、その後オレが印象に残ったのは 同じくTV

               ドラマ化された松本清張の<砂の器>で、本家の

               加藤剛にも負けないくらい、ナイーブな青年音楽家と

               いう主人公を演じきっていた、まさにハンサムなヤサ男が

               彼のハマり役が、この辺りで確定した感じだ、でその後

               80年代のバブル時代こそが、彼の真骨頂時代だったと

               言えるだろう、数々のトレンデイドラマで演じたプレイボーイ

               役は、、今も語り草なのよ、、、当時のオレは30過ぎて

               下腹が出てきて肥満の兆しが、見えてきた辺りで、それ

               までヤラ、いや相手をしてくれた福島のオンナたちが、

               まるでオヤジ扱いするようにオレを見る目が冷たくなった

               それでオレは 福島のオンナをあきらめて、バンコク

               ジュライホテルに自分の生息地を変えたんだ、オレは

               野獣か? そしたら1987年当時は、まさにジュライの

               辺りは大量豊作地帯、いや時代で、オレのように

               日本じゃオヤジになりかけの男でも、たった1発100バーツ

               で、いくらでも現地のオンナにモテモテだったんよ、と

               いうわけでオレの堕落の人生が始まったわけだが、あの

               当時から、中年になった田村正和の人気は衰えず、彼の

               TVドラマの出演は続いた

 

               で、オレが彼の<もう僕は今までTVドラマで長くやって

               きました、もう十分だと思う、>という引退宣言と言われ

               た報道を聞いたんは、たしか5年くらい前だった、という

               訳で、オレはもう彼は、80をとっくに過ぎていたと思って

               いたんだ、77歳って今の基準じゃ、まだまだ若いよな

               バイデンより年下だろ

 

 

 

                       #、あんなに色男でも 私生活のスキャンダルとは

                                 無縁だった、同じ東映出身でも オレの好きな

                                 松方、梅宮 山城新伍とは大違いだな

 

 

 

 

 

                                     ナナ