俳優として燃えつきた
テーマ:女優、俳優
古畑任三郎
亡くなった田村正和は、77才だったという、、昨日彼の
訃報を聞いた時のオレの感想は、< 意外に若かった
んだな、>だった、、いやオレって彼はもう90歳近く
まで生きたと思っていたんよ、、だってオレがガキの
頃、60年代後半に大映の<女牢シリーズ>に白皙の
青年役で出演した彼が、やがて伝説のTVドラマの名作
<冬の雲>で大原麗子の恋人役を演じて、あの作品
から、彼はドッと、女性ファンを獲得したとオレは思って
いる、、その後オレが印象に残ったのは 同じくTV
ドラマ化された松本清張の<砂の器>で、本家の
加藤剛にも負けないくらい、ナイーブな青年音楽家と
いう主人公を演じきっていた、まさにハンサムなヤサ男が
彼のハマり役が、この辺りで確定した感じだ、でその後
80年代のバブル時代こそが、彼の真骨頂時代だったと
言えるだろう、数々のトレンデイドラマで演じたプレイボーイ
役は、、今も語り草なのよ、、、当時のオレは30過ぎて
下腹が出てきて肥満の兆しが、見えてきた辺りで、それ
までヤラ、いや相手をしてくれた福島のオンナたちが、
まるでオヤジ扱いするようにオレを見る目が冷たくなった
それでオレは 福島のオンナをあきらめて、バンコク
ジュライホテルに自分の生息地を変えたんだ、オレは
野獣か? そしたら1987年当時は、まさにジュライの
辺りは大量豊作地帯、いや時代で、オレのように
日本じゃオヤジになりかけの男でも、たった1発100バーツ
で、いくらでも現地のオンナにモテモテだったんよ、と
いうわけでオレの堕落の人生が始まったわけだが、あの
当時から、中年になった田村正和の人気は衰えず、彼の
TVドラマの出演は続いた
で、オレが彼の<もう僕は今までTVドラマで長くやって
きました、もう十分だと思う、>という引退宣言と言われ
た報道を聞いたんは、たしか5年くらい前だった、という
訳で、オレはもう彼は、80をとっくに過ぎていたと思って
いたんだ、77歳って今の基準じゃ、まだまだ若いよな
バイデンより年下だろ
#、あんなに色男でも 私生活のスキャンダルとは
無縁だった、同じ東映出身でも オレの好きな
松方、梅宮 山城新伍とは大違いだな
ナナ