ぜいたくな新年会
テーマ:私小説
磯原
昨日のオレは贅沢をしたかんな、、というのは午後から、北茨城の
磯原シーサイドホテルで、甥っ子の郁也が合流し、太平洋にゴボウ
いや大海原を、露天風呂から眺めて、、、そして夜の宴会は待望の
1年待った、、冬のアンコウ鍋、どぶ汁コースと言うもので、木畜と
三辺とオレと郁也の4人で、あん肝がどっちゃり入った鮟鱇鍋を
満喫したんだ、、、これでスワイパーのオンナさえいれば、食後の
運動も完璧なんだが、、残念だな、人生と言うんはすべては取れ
ないんだ、北茨城のアンコウを、食ったらスワイパーは無理なんだ
で、、アンコウ鍋と熱燗の日本酒で、すっかり出来上がった4人は
オレの部屋で、一昨日の残ったバランタインウヰスキーと郁也が
持ってきた,、イモ焼酎で、、完全にチャンポンで、クソをバカにして
いつものカンバゼーション、、、、しかし岸田や、林や茂木をクソ
バカにした酒盛りは楽しいの、、しかしあんな連中より、昔の
スワイパーのオキニの面影を浮かべて、飲む酒のほうがオレは
旨いんだ、、過去の打ち込みは、なぜ美しかったのか、、やはり
時間の経過と言うものだけが、、たとえば一発の後、オレが
シャワーを浴びていた最中に、オンナがオレの財布を開いて
などという思い出したくない過去を、、この太平洋にゴボウの
風景は洗い流してくれる、、実際は辛い旅をした思い出も、、
今は、イヤなことは忘れて美しい打ち込みだけが残るんだ
# アンコウも粘着質で旨かった
ナナ
、