ぜいたくな新年会 | 旅と女と人生と
2022-01-25 00:19:34

ぜいたくな新年会

テーマ:私小説

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磯原

 

 

 

 

 

                昨日のオレは贅沢をしたかんな、、というのは午後から、北茨城の

            磯原シーサイドホテルで、甥っ子の郁也が合流し、太平洋にゴボウ

            いや大海原を、露天風呂から眺めて、、、そして夜の宴会は待望の

            1年待った、、冬のアンコウ鍋、どぶ汁コースと言うもので、木畜と

            三辺とオレと郁也の4人で、あん肝がどっちゃり入った鮟鱇鍋を

            満喫したんだ、、、これでスワイパーのオンナさえいれば、食後の

            運動も完璧なんだが、、残念だな、人生と言うんはすべては取れ

            ないんだ、北茨城のアンコウを、食ったらスワイパーは無理なんだ

 

            で、、アンコウ鍋と熱燗の日本酒で、すっかり出来上がった4人は

            オレの部屋で、一昨日の残ったバランタインウヰスキーと郁也が

            持ってきた,、イモ焼酎で、、完全にチャンポンで、クソをバカにして

            いつものカンバゼーション、、、、しかし岸田や、林や茂木をクソ

            バカにした酒盛りは楽しいの、、しかしあんな連中より、昔の

            スワイパーのオキニの面影を浮かべて、飲む酒のほうがオレは

            旨いんだ、、過去の打ち込みは、なぜ美しかったのか、、やはり

            時間の経過と言うものだけが、、たとえば一発の後、オレが

            シャワーを浴びていた最中に、オンナがオレの財布を開いて

            などという思い出したくない過去を、、この太平洋にゴボウの

            風景は洗い流してくれる、、実際は辛い旅をした思い出も、、

            今は、イヤなことは忘れて美しい打ち込みだけが残るんだ

 

 

 

 

                              # アンコウも粘着質で旨かった

 

 

 

 

                                   ナナ

            

         、