約半年ぶりに、美女図鑑の新作です。
今回のモデルは、私のイロンゴ語(西ネグロスの方言)の家庭教師、エイプリル嬢。名前の通り4月生まれの彼女の誕生日プレゼントで、似顔絵イラストを描いたわけです。ちなみに前作のモデル(やはり誕生日祝い)が、エイプリルの叔母で、同じく私の家庭教師バンビ。元々バンビは、フィリピン教育省・シライ事務所で働く家内の同僚で、現役の高校教師。勤務のない週末を利用して、週に2時間、私にイロンゴ語を教えに来てくれてます。
ただ、とても多忙なバンビ先生。時々時間外勤務もある上に、隣街タリサイ市にあるプロテスタント教会の熱心な信徒。ギターやピアノが弾けて、催事があるとスタッフとして招集されるので、頻繁に私の授業が飛びます。そのためのバックアップとして、エイプリルにお声がかかったという次第。
今年(2025年)に入ってからは、ただでさえ忙しいバンビは、教会の子どもたちにギターを教え始めたとのことで、週末が塞がってしまいました。なので私のイロンゴ語レッスンが、平日の業務終了後になり、授業のあとに私が作った晩ご飯を、家族と一緒に食べたりしてましたが、さすがに毎週これだと大変。結果的にここ1カ月ぐらいは、毎週エイプリル先生のお世話になってます。
さて、エイプリルは、今年の誕生日で29歳のシングルマザー。結婚して男の子一人を授かったものの、旦那さんのメンタル・ヘルスに問題が生じて、同居が難しくなり別居。フィリピンでは法的に離婚が認められていないので、別居(セパレート)と呼んでますが、これは事実上の離婚。その後、中近東に出稼ぎに行くというプランもありましたが、諸般の事情で断念。年齢のわりには、いろいろ苦労してるんですよね。
ここまでなら、フィリピーナあるあるなお話。ところがエイプリルの場合、フィリピンでは比較的めずらしい読書家のインテリ。私の授業でも、事前の入念な下調べを欠かしません。その上、毎日ランニングをして健康維持をする努力家で、さらになかなかの別嬪さん。父娘ほど歳の離れたオッさん生徒としては、なんとか幸せになってほしいと、祈らずにはいられません。
そして以前にも投稿しましたが、叔母のバンビは男運が悪くて、つい最近、二度目のパートナーとの生活が破綻。亡くなったお父さんの借金や、なぜかその前の彼氏のバイクのローンまで背負って、経済的もずいぶん苦しいようです。ついでに書くと、バンビの姉でエイプリルの母親であるグレイスは、我が家のメイドさん。グレイスも、早くに夫に先立たれ、海外出稼ぎでエイプリルを含む二人の子供を大学卒業まで育て上げた苦労人。
つまり、このゴレツ一家の3人の女性へ日頃の感謝の意味で、昨年10月のバンビの誕生日から、今回のエイプリル、次の予定がグレイスと、3連作の2作目というわけです。
イラスト似顔絵は、相変わらずの着物か浴衣を着てにっこりのパターン。これって、フィリピンでは、100%の確率でモデルさんが大喜びなんですよ。そもそもセルフィー大好きなフィリピン女性。さらにアニメの影響で、日本的なものには興味津々。まぁ一種のコスプレみたいな受け止めなのかも知れません。京都を訪れる外国人観光客に、着物や浴衣のレンタルサービスが大人気なのと同じ感覚なんでしょう。
ということで、たまたま誕生日前日に授業があったので、イラストをプリントアウトして額装したものを、エイプリルに手渡し。予想通りの大ウケでした。
過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。
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